プロジェクト・ファイルの管理

このセクションではプロジェクト・ファイルの管理についてより高度な情報を紹介します。この低レベルな仕様について知りたくない場合は、このセクションを飛ばして頂いても結構です。

Anjuta では次に示すプロジェクト・ファイルを管理します:

  1. プロジェクト・ファイル --> [ *.prj ファイル ]

  2. トップレベルの configure.in --> [ configure.in ]

  3. トップレベルの Makefile.am --> [ Makefile.am ]

  4. ソースの Makefile.am --> [ src サブディレクトリにある Makefile.am ]

  5. ドキュメントの Makefile.am --> [ doc サブディレクトリにある Makefile.am ]

  6. ヘルプの Makefile.am --> [ help サブディレクトリにある Makefile.am ]

  7. データの Makefile.am --> [ data サブディレクトリにある Makefile.am ]

  8. Pixmap の Makefile.am --> [ pixmaps サブディレクトリにある Makefile.am ]

  9. POTFILE.in --> [ po サブディレクトリにある POTFILE.in ]

個人のプロジェクトのビルドファイルで作業している場合、Anjuta が行うことの中で重複する作業は行わないで下さい。これらのファイルには手をつけないようにする事をお奨めします。

それでもなお、これらのファイルを変更したい場合は、メニューバーから プロジェクト(_P)->プロジェクトの設定(_C)… を選択し、ビルドファイル のタブ・ページにある各プロジェクトファイルの上書きを無効にして下さい。

プロジェクトの中にサブディレクトリを作成することも可能です。これらのディレクトリの中でビルドファイルを管理するのはもっぱら貴方の担当です。

プロジェクトの中で複数の実行型式ファイルを管理する場合、ソースディレクトリの中でメインとなる実行型式ファイルと一緒に混ぜないで下さい。それぞれ別々のディレクトリを作成して下さい。もう一度警告します。それらを管理するのは貴方の担当です。

作成したサブディレクトリに格納するモジュールを追加することを忘れないで下さい。その場合は、メニューバーから プロジェクト(_P)->プロジェクトの設定(_C)… を選択して、モジュール群 タブのページにモジュール情報を追加して下さい。